車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)

神奈川レッド・ソルジャーの2人の選手は、
車椅子を器用に操作しながら
息の合ったコンビネーションでお互いに
パスを回していた。

そしてシュート。
まったく無駄のないフォーメーションだ。

上手い……。

普通のバスケでも、なかなかあんな風に
フォーメーションが出来るものではない。

お互いの息が合っていないと
難しい……。

すると一緒に見ていた工藤キャプテンが

「右側に居るのが前野。持ち点は、4点。
左側は、吉田。同じく持ち点が4点らしい」

俺達に分かるように
詳しく説明をしてくれた。

えっ?
2人も持ち点が4点もあるのか!?

だとすると……えーと。持ち点は、
14点以下にしないといけないはずだ。

2人で8点だから……うーんと。
残りの3人は、6点までに抑えないと
いけない事になるのか?

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