車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)
すると美堂が
「見ている限り……残り2人は、俺と同じ1点ぐらい。
後の1人は……3点の奴だな」
ボソッとそう言ってきた。
つまり……合計13点。
「あそこは、あの2人の選手が要だ。
つまり、あの2人をどうにかしないと勝つのが
難しくなる」
工藤キャプテンが深刻そうな表情で言ってきた。
2人か……。
1人でも厄介そうなのに同じ高い点数の
選手がもう1人居る。
いや、それって凄くないか?
「すげぇ……これが車椅子バスケの実力かよ!?
めっちゃワクワクしてきた」
俺は、ますます興奮してきた。
だって、強い選手と戦えるんだぜ?
なかなか出来ることではない。