車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)
「櫻井。打て!!」
「ありがとうございます」
もう一度ゴールリングに目掛けてシュートする。
今度は、入った。
よっしゃああ!!
これで31-48。
「くそっ~」
とにかく悔しがる姫宮。
「ごめんな。でも勝たせてもらうよ」
早川兄ちゃんは、申し訳なさそうに言う。
その後も見事なチームワークを見せて
シュートを決めていった。
姫宮は、それでも必死にボールを取ろうとした。
だが無理に取ろうとして
そのまま転倒してしまった。
「ぐっ……!!」
スタッフ達が慌てて駆け寄り起こそうとした。