車椅子バスケ~希望の架け橋~(翼ver.に変更)
「……だとしたら。どうする気?」
わざと挑発的な態度をとってくる美堂だった。
その態度にぶちギレる。
だとしたらじゃねぇーよ!!
「だったら負けねぇ!!
千花を好きなのは、俺だけで十分だ」
俺は、なおさら負けたくなくて
ハッキリとそう言い切った。
「つ、翼……」
千花が驚いて俺の名を呼んできた。
ハッとする。
「あ、いや……その……」
すると美堂は、ニヤリと笑みをこぼした。
「へぇ~言えるじゃん。
なら、さっさと言えよな。意気地なし」