神様修行はじめます! 其の五のその後
―― バサバサバサッ!
「うわわわ!」
絹糸が方向転換したとたんに、無数の何かに取り囲まれて周りが薄暗くなる。
「なにこれ! あ、ウツボカズラ!」
凍雨くんの攻撃から逃れたウツボカズラの残りが、一斉に襲いかかってきた。
何十匹ものウツボカズラが、大きな葉っぱの羽をバサバサさせて、あたしたちを囲んでいる。
「どうやら、我らにエサを横取りされたと思って怒っておるようじゃな」
「なにそれ! 横取りしようとしたのはあっちの方じゃん!」
「アマンダの言う通りですわ! それにエレオノーラちゃんはエサなんかじゃありませんわ!」
「そーだそーだ! そこどけ空飛ぶ食虫植物!」
「天内さん、権田原さん。ウツボカズラに理屈を言っても通じませんよ」
「ええぃ、バサバサと鬱陶しいのう。小僧、こやつらを片付けい」
キィンと空気が冷えて体の芯がキンキンに凍える。うひょ、寒い!
強烈な冷気にブルブル身震いすると、ウツボカズラたちの表面にも白い霜が覆い始めた。
よっしゃ。これでウツボカズラを一掃でき……
「待って、凍雨さん!」
「うわわわ!」
絹糸が方向転換したとたんに、無数の何かに取り囲まれて周りが薄暗くなる。
「なにこれ! あ、ウツボカズラ!」
凍雨くんの攻撃から逃れたウツボカズラの残りが、一斉に襲いかかってきた。
何十匹ものウツボカズラが、大きな葉っぱの羽をバサバサさせて、あたしたちを囲んでいる。
「どうやら、我らにエサを横取りされたと思って怒っておるようじゃな」
「なにそれ! 横取りしようとしたのはあっちの方じゃん!」
「アマンダの言う通りですわ! それにエレオノーラちゃんはエサなんかじゃありませんわ!」
「そーだそーだ! そこどけ空飛ぶ食虫植物!」
「天内さん、権田原さん。ウツボカズラに理屈を言っても通じませんよ」
「ええぃ、バサバサと鬱陶しいのう。小僧、こやつらを片付けい」
キィンと空気が冷えて体の芯がキンキンに凍える。うひょ、寒い!
強烈な冷気にブルブル身震いすると、ウツボカズラたちの表面にも白い霜が覆い始めた。
よっしゃ。これでウツボカズラを一掃でき……
「待って、凍雨さん!」