神様修行はじめます! 其の五のその後
風を切り、絹糸が天を駆ける。
どこをどう飛んでいるのかはぜんぜんわかんないけど、絹糸はあたしみたいな方向オンチじゃないから任せて安心。
しばらくすると前方に門川の敷地が見えてきた。
やった、到着。さあ、しま子の記憶を取り戻そう!
「我らを通せ。阿・吽よ」
『『恐れながら、ご報告を申し上げます』』
ソワソワしているあたしの耳に、空気を震わす声が聞こえる。
あーもー、そういうのいいから早くして早く。急いでんだからっ。
「なんじゃ?」
『『門川の敷地内に望まぬ来客が入り込みました』』
「望まぬ客?」
『『先ほど小人たちによって無理に歪まされた空間から、異界の鬼が侵入したもようです』』
「なんじゃと!?」
「はあぁ!? 鬼が門川の敷地内に入ったあ!?」
あたしと絹糸が同時に声を張り上げた。
お岩さんと凍雨くんも驚愕の表情で声を失い、お互いの顔を見合っている。
だって、鬼が敷地内に入り込んだって!
よりによってそんな大物の異形が!?
なんで!? たしかに門を強引に開けちゃったけど、ほんの一瞬だよ?
どこをどう飛んでいるのかはぜんぜんわかんないけど、絹糸はあたしみたいな方向オンチじゃないから任せて安心。
しばらくすると前方に門川の敷地が見えてきた。
やった、到着。さあ、しま子の記憶を取り戻そう!
「我らを通せ。阿・吽よ」
『『恐れながら、ご報告を申し上げます』』
ソワソワしているあたしの耳に、空気を震わす声が聞こえる。
あーもー、そういうのいいから早くして早く。急いでんだからっ。
「なんじゃ?」
『『門川の敷地内に望まぬ来客が入り込みました』』
「望まぬ客?」
『『先ほど小人たちによって無理に歪まされた空間から、異界の鬼が侵入したもようです』』
「なんじゃと!?」
「はあぁ!? 鬼が門川の敷地内に入ったあ!?」
あたしと絹糸が同時に声を張り上げた。
お岩さんと凍雨くんも驚愕の表情で声を失い、お互いの顔を見合っている。
だって、鬼が敷地内に入り込んだって!
よりによってそんな大物の異形が!?
なんで!? たしかに門を強引に開けちゃったけど、ほんの一瞬だよ?