神様修行はじめます! 其の五のその後
「長い間、現世とこちら側の世界は繋がっていた。それを急いで断絶せねばならなかったのでな。空間全体がまだ不安定だったのじゃよ」
絹糸が難しい顔をする。
「しかも永久と我が強引に異界へ渡ったからのぅ。あれも悪い影響を与えてしもうた」
心配していたことが現実になった、と言わんばかりの無念そうな表情だ。
そ、そうか。しま子を探すために、ふたりが異界へ行ったことも原因だったんだ。
それじゃ今回の件はあたしにも責任があるんだ。
「それに加えて、敷地内にはしま子がいた。同族同士で無意識に呼び合っていたのじゃろう。鬼たちは入り込む隙をずっと狙っておったのじゃ」
ああ、もう、本当に異形って油断も隙もない!
入り込む隙を狙っていたって、まるでドロボウじゃんかそれ!
……ん? まてよ? ドロボウ?
「ねぇ絹糸、まさか異形の鬼たちが敷地内に入り込んだ目的って……」
恐る恐る聞くあたしに、絹糸がうなずく。
「うむ。おそらく目的はしま子じゃ」
「やっぱりそうなの!?」
しま子と異形の鬼たちは、お互いに呼び合っていた。
鬼って、意外に同族同士の繋がりが強いんだ。
絹糸が難しい顔をする。
「しかも永久と我が強引に異界へ渡ったからのぅ。あれも悪い影響を与えてしもうた」
心配していたことが現実になった、と言わんばかりの無念そうな表情だ。
そ、そうか。しま子を探すために、ふたりが異界へ行ったことも原因だったんだ。
それじゃ今回の件はあたしにも責任があるんだ。
「それに加えて、敷地内にはしま子がいた。同族同士で無意識に呼び合っていたのじゃろう。鬼たちは入り込む隙をずっと狙っておったのじゃ」
ああ、もう、本当に異形って油断も隙もない!
入り込む隙を狙っていたって、まるでドロボウじゃんかそれ!
……ん? まてよ? ドロボウ?
「ねぇ絹糸、まさか異形の鬼たちが敷地内に入り込んだ目的って……」
恐る恐る聞くあたしに、絹糸がうなずく。
「うむ。おそらく目的はしま子じゃ」
「やっぱりそうなの!?」
しま子と異形の鬼たちは、お互いに呼び合っていた。
鬼って、意外に同族同士の繋がりが強いんだ。