甘く、蕩ける。
腰を抱き寄せられ、舌先でしつこく舐め合

う。段々と下に下がっていき、果実を剥くみ

たいに鈴口を捲られた。

「あぁ・・・」

舌頭が焦らすように縁をゆっくりと舐め

る。油断しているのを逃さず深部を開かれ

た。

「もっ・・・立って、られない・・・」

「ダメ・・・怜香さんの奥まで、俺の印を

刻みつけてやる」

彼のスッとした手が私の腰を支える。痴態

の全てを見られている事がどうにも恥ずか

しい。

「瞬・・・っ」

臓腑まで食べられてしまいそうで体中がゾ

クゾクして変だ。動きの読めない彼の舌に

翻弄されている事にさえも悦びを感じてい

るなんて。

「あっ・・・待って、瞬っ」

四つん這いの状態にされ、再度鈴口から彼

の舌が侵入してくる。彼は秘部を甘噛みす

ると体が持っていかれる勢いで吸い上げ

た。

「怜香さん、ここがまだ欲しがってる」

「・・・へ?」
< 24 / 39 >

この作品をシェア

pagetop