計画的恋愛
 
「あれ?今日は一人?」

大学に着くと一人で居る私に茉奈ちゃんが声を掛けてくれた。

『ぶわぁ……!』

茉奈ちゃんを見たら涙が込み上げてきた。

「え!?ひよ!?どうしたの!?」




「旦那になった人がストーカーだった……?」

茉奈ちゃんに昨日あったことを全て話した。
茉奈ちゃんは今もだが、私の話を聞いている間ずっと目を見開きっぱなしだった。


「うん……。私でも忘れてることとか……生理がきた日まで、知ってるって……。昨日それがわかって鍵も返してもらって家から追い出したのに、朝に普通に家に居たの……。合鍵沢山持ってるからって……」

「はぁ!?キモッ!!」

茉奈ちゃんは叫んだ後、私の言葉に唖然としていた顔をキッと引き締めた。


「ひよ!今日から家に来なさい!」

その言葉に胸はじーんと熱くなる。


「茉奈ちゃん…嬉しいけど、迷惑掛けちゃう……。その気持ちだけで良いよ……」

「何言ってるの!ひよのことで迷惑になることなんて一つも無いよ!」

再び、じーん……。
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