計画的恋愛
何で暁君は、いつも居場所を知らせていないのに現れるの……?

明ちゃんも驚いた顔で呆然と暁君を見ている。


「ひよりちゃん、おやつを食べてきて!」

お義母さんがそう言って呆然としている私を立たせると、暁君の方へと私の背中を押していく。

ちょっと!待って下さいっ!


「暁をよろしくね!」

ニッコリ笑顔のお義母さん。

お義母さんは完全に暁君の味方。


「母さん、ありがとう。さぁ行こう」

暁君は私の手を握る。

そしてそのまま隣の私の家へ。


「さぁどうぞ」

暁君は私をダイニングに座らせるとすぐに、目の前には予告通り美味しそうなチョコチップクッキーと紅茶が出てきた。


怖い。
怖すぎるけれど、これは確かめるべきだ。

私は心を奮い立たせ、生唾を飲み込むと心を決めた。

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