計画的恋愛
「明ちゃん、私にはこんな服、似合わないよ……」

「そんな事無いわ!」


明ちゃんが連れて来たお店は、音楽はガンガン大音量に響いたギャル系のお店。

私はいつもはスカーチョやガウチョパンツなど、膝下のズボン系ばかりを履いている。
だが明ちゃんが持ってきたのは、歩いたらパンツが見えそうな位のミニスカばかり…。

そしてトップは胸元がザックリ開いていたり、キャミなどの露出大目の服ばかり。

出るとこ出てて、背の高い明ちゃんには似合うけど……


「明ちゃんには似合うかもしれないけど、私にはこんなの、無理だよ……」

ちびでペチャンコの私には……。

「ひよりちゃん、この前も思ったんだけどその性格がまずダメなのよ!」

「え」

「コンパは戦いよ!だから服も勝負していかないと!それにそんな遠慮がちにしてたら男は相手にしてこないわ!特に良い男は競争率高いんだから!自分から捕まえにいかなきゃダメよ!」

「あ、うん……」

また眉間あたりをずびしっ!と指で差された。


「『あ、うん』じゃない!もっとシャキッとする!お兄と離婚したいんでしょ!?」

「し、したいですっ」

「あんな余裕綽々にコンパで俺の良さを認識してこいなんて言う男を捨てるためでしょ!?」

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