計画的恋愛
「私、帰りますけど……」


私がそう告げると、さっきまでニコニコ顔の青山さんの様子が突然豹変。


「何シラける一言いってるわけ?帰らすわけ無いだろ」

ムスッと不機嫌全開の顔。

何この人、さっきまで優しかったのに……。


「私、行かないですっ」

「はぁ!?何言ってんだぁ!?」

そう言って青山さんは私の手首を掴む。


「やっ!離して下さい!」

「騒ぐならここで今すぐ犯すぞ?」


冷たい瞳で私を睨みつけた。
そして握っている私の手首にギリッと力を入れてきた。


「痛いっ!」


やだ、この人、怖い!

私は後ろに重心を傾けると足に力を入れ、手首を引き剥がそうと抵抗する。

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