計画的恋愛
「旦那さんに俺の事、話した?」

「うん…告白されたとだけ……」

「俺はひよりちゃんが離婚したいって知ってるし、俺が力になれるならなってあげたい。今日は旦那さんに見つからないように外で食べよう。実はひよりちゃんにお弁当持ってきてるんだ」

「ありがとうございます!」


でも暁君、食堂に来ない私を探しに来るかな……。

私は辺りをキョロキョロ気にしながら乾さんと歩く。


「ひよりちゃん、大丈夫」

そう言って乾さんは暁君を警戒している私の肩をぽんっと優しく叩いた。

「俺が君を守るよ」

「ありがとうございます……」


なんてお兄ちゃんよりも心強いんだ。


そして外のベンチで乾さんとお弁当を食べることに。


「わぁ!可愛いお弁当!」

蓋を開けると中には卵焼き、ハンバーグ、ポテトサラダ、カニさんのウィンナーなど私の好きなものばかり。
しかもハンバーグにはケチャップでくまさんの絵が描いてある。

< 268 / 582 >

この作品をシェア

pagetop