計画的恋愛
「このケーキ美味しいよ?ひよりちゃんも一口どう?」

「良いんですか?じゃあ私のもどうぞ」

そしてお互いのケーキを一口パクリ。

「「美味しい」」


男の人だけれどケーキが好きみたい。

暁君はいつもおやつの時間はコーヒーを飲んで私だけお菓子を食べていたから、男の人とこんな時間を過ごせるなんて不思議な感じ。

「ひよりちゃん。この服可愛い。絶対君に似合うよ」

そう言って指差したのはマネキンが着ている服。
私好みの白いレースのついたブラウス。

「ほんとだ。可愛い」


好みもあって普通に楽しい。


それに何より、乾さんは青山さんみたいに襲い掛かってこない。

誠実で、優しい人。


失礼だが、顔以外は理想的。
あとは白衣は気まずいが。


何で私は初めからこんな男の人に恋しなかったんだろ……。

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