計画的恋愛
差し出されたのは一枚は離婚届。

そしてもう一枚はまさかの婚姻届。

しかも婚姻届の夫の欄には乾さんの名前が既に書かれている。


「別れて俺と結婚して下さい」

「えぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!?!?」


私は思わず大声を出して驚いてしまった。


「どうしたんですか!?突然こんなものを!!」

「突然じゃないよ。ずっと考えてた」

「落ち着いて下さい……!結婚はもっと冷静になって考えるべきです!って私が言うのも何なんですが!」

「俺は冷静だよ。婚姻届に名前を書いて欲しい」


乾さんの瞳には強い信念のようなものが感じられる。


ほ、本気なの……?


「でも私……」

「もう離婚するんでしょ?それなら書いて」

「どうして急にこんなこと……」

「ずっと考えていたことだよ」

私を真っ直ぐ見つめる瞳。

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