計画的恋愛
「嘘でしょーーーーーーーーーーーーー!!?」

「だから止めといた方が良いって言ったでしょ。ひよって人を見る目、皆無だよね」

暁君は笑顔でさらりと言った。


だから、その台詞を貴方が言っちゃいますか。

というか乾さんがさっき自己紹介していたから、二人は今日初めて会ったんだよね。

なのに何で暁君は乾さんの気持ちを知ってるの……?


「違います、勘違いしないで下さい!」

乾さんが否定した。

「え?」

「俺は一条さんを崇拝してるんです!」


真剣な顔で言われた。


それはそれで、ヤバイ。


「あの奇跡の半導体を見た日から、俺は貴方の虜になったんだ……。貴方の事を考えるだけでこんなにも胸が苦しいほどに……」

そう言って乾さんは胸を両手で押さえる。

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