計画的恋愛
「今だけだもんね、そんな乳見せて歩けるの。年食ったら垂れて困るだけ」

笑顔で言ってみせた暁君。

全然褒めてなかった。


「はぁ!?!?」

明ちゃんは怒りMAX。
綺麗な顔が般若みたいになっている。


「俺はひよくらいのサイズがベストだと思うよ」

そう言って私に微笑むと、

「さぁ行こう、ひよ。明にかまっていたら遅刻してしまうよ?」

「わぁ!」

私の手を掴んで引いていく暁君。

「ちょっと!待ちなさいよ!!」

朝から外で大声で叫びまくる明ちゃん。


この二人は朝から凄いな……。


そしてピリピリした雰囲気の一条兄妹に挟まれて電車に乗り、もうすぐ大学の門の前。

やっとこの空気から開放されると思ったら、

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