計画的恋愛
「君は…暁様の妹君の一条さんか。そっち系ってなんですか?」

キョトンと不思議そうな顔で質問に質問でお返してきた乾さん。

乾さん、まだ自覚してないのね。


「あのね、乾君……お兄は男だよ?」

「分かっています。俺は暁様を崇拝しているだけです」

「そ、そっか……」

そう溢すと明ちゃんは黙り込んだ。

明ちゃんがあっさり諦めた。


「暁君…マインドコントロールのせいなんじゃ…。どうにかしてあげないと……」

私は隣に居る暁君にコソッと伝える。

「そうだね、コレは寒気がするしね。面倒だけど、どうにかしないとね」

笑顔でさらりと毒を吐くと、「乾君、ちょっと来て」と乾さんを呼んだ暁君。


「はいっ!」

暁君に呼ばれて即答で返事をし、駆け寄った乾さん。
乾さんのおしりに尻尾が生えたように見えた。

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