計画的恋愛
あの暁君が私をまた見なかった。

しかも指輪の話をしたら遮られた。

更にはお弁当も一人で食べろって。


暁君、どうしたの……?


「見た今の。離婚したいって言う嫁に、暁先生も愛想尽きたんじゃなーい?」

「やっぱりね。暁先生にはもっとお似合いの人が居るわよねー」

「……」


どうやら私達の様子を見ていた女子達が、私に聞こえるような声でわざとらしく言ってきた。


「ひよりちゃーん!」

そこへ明ちゃんが。

「あれ?お兄は?」

「……居ないよ。用があるみたい」

「えっ!?ずっとひよりちゃんにぴったりくっついてたあのお兄が居ないの!?」

明ちゃんも驚いている。


「でも、やっと落ち着いて御飯食べれるね」

私は笑顔を作って答える。

「そうね!あの人居ると、無駄に顔は良いから女子から視線感じるしね」

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