計画的恋愛
ちょっと待って。

暁君にそれを食べさす気?

暁君は私と居る時は基本甘い物を口にしなかったよ?

私があげるって言っても食べなかったよ?

だから食べないわよ?


だが次の瞬間、私は目の前の光景に目を疑った。


暁君がそのフォークに向けて口を開けたから。

そしてパクリと一口食べると、見つめあい、ニコニコ微笑む二人。



「あのカフェで食べさせ合ってるカップル、超美形同士。お似合い~」

「本当だ。絵になるってあのことを言うんだね」


その時、ある物に気付いてしまった。


あの女性の指に嵌められている左手の薬指の指輪。


暁君がしているのとお揃いだ。

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