計画的恋愛
スウィートルームで、こんな状態で、こんなカッコイイ男を前にして、断れる女がいたら見てみたい。


黙っている私を見て、暁君はまたクスリと笑うと私の口を塞いだ。


結局いつも通り流されて、いつも通り暁君は私を中々寝かせてくれず、翌朝…というより翌昼、私が頭を抱えたのは言うまでも無い。






次の日、お兄ちゃんと17時前にお店で待ち合わせしたが、今日もお兄ちゃんは脱け殻。


「俺はオープンと同時にフロアに出る」

暁君が言った。


「え?何で?」

「今日決着を付けるために、色々仕込んどかなきゃいけないし」

「え?何を――――きゃっ!」

暁君が私の腕を引っ張って腕の中に閉じ込めた。


「ひよ、今日もヤキモチ妬いたら夜はたっぷり俺の愛を身体に教えてあげるね」

「もう結構です!」

そう返すと、今日も唇に勝手にキスをしてフロアに出て行った暁君。

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