計画的恋愛
「ううん。暁君、お疲れ様」

初めてみた暁君の働く姿。

何を話していたかさっぱり分からなかったけれど、英語をペラペラ話して交渉する暁君はカッコ良かった。


「Akira!」

帰ろうとしたらクリスティーナが追っ掛けてきた。

また目の前で英語が飛び交う。

すると突然クリスティーナが私の方へ来ると私の手を掴み、何かを話した。

でも英語で話されて、私にはさっぱり何を言っているのかわからない。


「暁君、何て言ってるの?」

「クリスティーナが晩御飯を一緒に食べないかって」

暁君は困った顔で答えた。

晩御飯のお誘いらしい。


「ひよ、疲れたでしょ?断るから」

「でもお仕事でしょ?断っちゃダメだよ。それにこんな状況じゃ断れないでしょ」

だってクリスティーナが私の手をガッチリ握ってる。
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