計画的恋愛
「ヒヨリも来て」

「えっ」

そして腕を強引に引っ張られた私。
暁君が振り返って驚いた顔で引っ張られていく私を見てる。


「アキラ!先に乗ってて!」

クリスティーナがそう叫ぶと溜め息を付いた素振りをした暁君はジェット機へ乗り込んで行った。


私はトイレは別に行かなくても良いんだけど。

女子ってトイレすら一緒に行きたがるよね。なんて考えていたら……


「よし、この辺で良いかしら」

ジェット機から大分離れた所で私に振り向くクリスティーナ。

「え?」

「滑走路に戻るわよ。もう一機、用意してあるから。ヒヨリ、アキラから逃げるわよ」

「え」

私は思わず固まる。
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