計画的恋愛
じゃあ何とも無いの!?


「今、私は本当に暁君が死んじゃったと思ったんだよ!?」

「ひよが俺が死んだと思って泣いてるからさ、嬉しくてつい」


きっと後ろの二人も呆れているに違いない。


「あ、イタタタタ……」

私はお腹を抱えて踞《うずくま》る。


「ひよ?どうかした?」

「安心したらお腹が痛いのを思い出した……」

「え?何で?」

「殴られたの、犯人に」

「ひよ、それホント?」


暁君の声が突然怖いくらい低くなった。
地を這うような低い声。
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