計画的恋愛
「暁君、私に甘すぎる……」

「ひよだからね」


暁君の笑った顔に心も和む。

大学まで付いてくる暁君には驚いたけれど、この暁君の笑顔は大好き。
優しくて、本当に大好き。


家に帰り、暁君とキッチンに立つ。
私は補佐だけど。


「ひよは包丁持っちゃ駄目だからね」

「わかってるよ。手伝える事あったら言ってね」

「分かった」


暁君は器用に大根を桂剥き。

「凄い……」

「ありがと」

「暁君って本当に何でも出来るよね」


「ひよりっ!」

暁君の華麗な包丁捌きに感心していたら、突然玄関の方から私を呼ぶ声が。


この声……

< 78 / 582 >

この作品をシェア

pagetop