計画的恋愛
「俺達、身体の相性だって良いしね」

私に向かって笑顔で言った暁君に、私はさらに耳まで熱くなる。

暁君の言葉にお兄ちゃんは私にぐるんと振り返ると両肩を掴む。


「ひよりっ!どういう事だ!?まさか身体を許しちゃったのか――――うわっ!」

そのお兄ちゃんを払い除けるように振り払った暁君。
お兄ちゃんは飛ばされて床に尻餅をついた。

そして暁君は笑顔で私をじっと見据える。


「俺のファーストキスは二日前の結婚した日。勿論相手はひよ」

「え」

「初めてセックスしたのも」

その言葉に私は呆然。

それって私だけじゃなくて、暁君も私が初めてだったって事……?


「ちょっと待て!26でドーテイもヤバイけど、キスが初めてとかドン引きだろ!」

お兄ちゃんがそう叫ぶと暁君はお兄ちゃんへと振り返り、クスリと笑った。

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