クールな部長は溺甘旦那様!?
慎一と暮らし始めて毎日のように通っていた品川の街も、たった一週間離れていただけでものすごく月日が経ってしまったように思える。会社へ行く途中でここのパン屋で昼のパンを買ったなとか、駅中にあるカフェにも行ったなとか、未練がましいくらいに思い出が自然と蘇る。
慎一のマンションは品川駅から徒歩で十五分ほど離れた閑静な住宅街の中にある。付き合っていた頃は、自分の家のような感覚だったけれど今は違う。マンションに近づくにつれて妙な緊張感でドキドキし始めた。慎一の部屋は三階の角部屋だ。ふっと見上げると、灯りが点いている。
バッグの中からスマホを取り出して画面を見てみるけれど、送信したメールや着信に返事はなかった。そのことにほんの少しモヤっとしながら階段を上がり、玄関前に立つと何度か深呼吸をしてインターホンを鳴らした。部屋の灯りが点いていたから不在ということはない。
けれど、いくら待ってもドアが開く気配がしなかった。
慎一のマンションは品川駅から徒歩で十五分ほど離れた閑静な住宅街の中にある。付き合っていた頃は、自分の家のような感覚だったけれど今は違う。マンションに近づくにつれて妙な緊張感でドキドキし始めた。慎一の部屋は三階の角部屋だ。ふっと見上げると、灯りが点いている。
バッグの中からスマホを取り出して画面を見てみるけれど、送信したメールや着信に返事はなかった。そのことにほんの少しモヤっとしながら階段を上がり、玄関前に立つと何度か深呼吸をしてインターホンを鳴らした。部屋の灯りが点いていたから不在ということはない。
けれど、いくら待ってもドアが開く気配がしなかった。