メーデー、メーデー、メーデー。
「では、そろそろ行きましょうか。木南先生」
お店の紹介を諦めた早瀬先生が、木南先生にオペ室へ行く準備を促した。
ベッドから足を下ろす木南先生に、
「頑張ってくださいね、木南先生。オレ、木南先生の冥福は祈りませんが、オペの成功は祈っていますから」
ガッツポーズを向ける。
「早瀬先生が執刀してくれるから、何も心配ない。研修医は私の事なんか気にしていないで、仕事頑張っておいで」
木南先生がガッツポーズを返してくれた。
そして、早瀬先生に支えられながら、木南先生は病室を出て行った。
「よし!! 仕事に戻ろう!!」
オペ後にまた木南先生に会える事を楽しみに、仕事を頑張ろうと思った。