アーモンド~キミとの物語~
episode.25

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その日女子組が楽しくチョコ作りをしているなか、創汰、秋斗、遥斗の男子組は楽しくボーリングをしに来ていた

「よっしゃあ!ストライク!」

「遥斗…お前ボーリング上手すぎないか?」

「たまたまっすよー!」

ストライクを取ってガッツポーズをして喜ぶ遥斗に悔しそうに嘆く創汰
その様子を楽しそうに見る秋斗

遥斗と創汰は南高校の文化祭のときをきっかけで仲良くなった
それ以来たまに一緒にあそんでいる

「ハル、昔からボーリング上手いんだよな」

「秋兄だって上手いじゃんかー」

「そりゃストライクバンバン取ればね…」

創汰がチラッとスコアが書かれてるボードを見る
ボードにはストライク三つ取っている

やれやれ、と創汰は呆れる

「まだ1ゲームだから勝負はこれからだぜ?」

なぜこのメンツでボーリングかというと乙葉が今日出掛けるとなり創汰がヒマになっていた
遥斗も同じ理由でヒマを持て余していた

そんな時に秋斗から二人に連絡をいれて今に至るのだ

「負けた人はなんか奢りなー」

「お前年下のくせに生意気だぞー」

「ハル…」

年下の遥斗に挑発に乗せられながらもボーリングの続きをしている
負けず嫌いが揃うと勝負がつかない

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