ただいま冷徹上司を調・教・中!
私がどれだけ溢れているのか、凱莉さんの満足そうな笑みだけでわかる。

始めの頃は、すぐに凱莉さんに反応してしまう身体が淫らに思えて恥ずかしかったけれど、凱莉さんはそれが従順で可愛いと言ってくれた。

凱莉さんの溺愛ぶりに、私はすっかり溺れてしまったのだ。

私を抱きしめるように背中に腕を回して胸を好きな形に変えながら、優しく吸い付くようなキスを反対の首筋に繰り返していく。

その間も凱莉さんは、下着の上から何度もソコそ撫で上げる。

「はっ……やぁ……」

甘い刺激と同時に布で擦れる感覚に、私は体をくねらせた。

凱莉さんが与えてくれるものなら何でも欲しいけれど、同じ甘い感覚ならば何にも遮られたくないのだ。

そんな私のもどかしさを感じ取った凱莉さんは、耳元で低く囁いた。

「千尋のその顔……堪らないな」

凱莉さんの声は、一瞬で私の身体を痺れさせてしまった。

「凱莉さん……意地悪しないで……」

快感に濡れた瞳で懇願すると、凱莉さんは私の瞼にそっとキスをする。

「もっと意地悪して千尋のいろんな表情を楽しみたいところだが……」

凱莉さんは言うなり、私の摺り上げていた部分の横から、ぬるりと指を滑り込ませた。

「俺も限界みたいだ」

「ああんっ」

直接与えられた刺激に、私は大きな声を上げてしまった。
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