浅葱色が愛した嘘




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誰にも気づかれる事なく、終わりの足音は近づいていた。





なぜ、幸せは続かない?

なぜ、簡単に壊されていく?



ただ普通で居られればそれでよかった。



それ以上、何も望まなかったのに…



絡まり始めた糸は、戻る術などもってはいない。



断ち切る事しか出来やしない。



生き物はなんでこんなにも儚く脆いのだろうか。






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