Heart
和也「ごめんね〜
おまたせ〜」
駆け寄ってきた和也さんとともにエントランスを出ると、そこは広い屋根付きのロータリーになっていてどこまでもオシャレだ
目の前に黒塗りの車が止まっている
(.......前にも病院からこの車に乗った気がする...)
私たちが車に近づけば運転席からスーツを来た男性が降りて来て
こちらに一礼をして後部座席のドアを開けてくれた
私はさっきから続きに続く非日常に戸惑って固まる
龍太「結愛、乗って」
龍太さんの手が腰に当てられさりげなくリードされる
和也さんが助手席、龍太さんと私が後部座席に座る形で収まると車は動きだした
しばらく木に囲まれた道を走ると大きな門が現れ、運転席の人がカードを照らすと
ギギギギと音を建てて自動で開いた
(.............もしかして
今走ってた道はマンションの敷地内だったのか.......
今日私まだ起きて1時間くらいしか経ってないんだけど、もう1日過ごした気分だ)
窓から流れる景色をひたすら眺める
見た事のない光景で自分高揚感が高まって行くのを感じる