バッドテイストーヴァンパイアの誤算ー
起きてから身体が全然言うことをきかない
全身重いし、だるいし、今じゃ頭が熱くてクラクラする
さっき彼を洗面所でうがいさせるべく、ベッドを降りた瞬間、
腰から下に全く力が入らず文字通り足元から崩れ落ちた
彼が後ろから抱き抱えたかと思うと、そのままお風呂場どころか湯船に運ばれた
今の私は自分で立つことさえ怪しい、こんなの出産直後以来だ
当然走ることも彼から逃げることもできず、今は身体の回復を待ちながら彼の機嫌を最低限損ねないようにしている
彼はさっきの湯船の体制と同じようにして私を座らせ足首から指の間まで丁寧に泡をつける
両足を洗い終わるとシャワーで泡を流していく、まるでペットを洗っているみたいだ
上半身を流した水が下腹部に少したまる
彼は思い出したようにシャワーを止めてソコを泡で洗おうとする
流石に両手で彼の手を止める
後ろを振り返って、
「自分で洗えます!」
思ったよりも顔が近くてドキッとする
彼は無駄に整った顔をより私に近付けて吐息をかけながら言う
「さっきもそういった」
私の力なんて彼の片腕にも叶わない、
私に構わず、彼は手を進める
カッと反射的に顔が赤くなって、またうるうると涙目になる
彼は何かを企んでいるような眼差しで私を見つめている
(嫌な予感しかしない、コワイ、こわい…)
全身重いし、だるいし、今じゃ頭が熱くてクラクラする
さっき彼を洗面所でうがいさせるべく、ベッドを降りた瞬間、
腰から下に全く力が入らず文字通り足元から崩れ落ちた
彼が後ろから抱き抱えたかと思うと、そのままお風呂場どころか湯船に運ばれた
今の私は自分で立つことさえ怪しい、こんなの出産直後以来だ
当然走ることも彼から逃げることもできず、今は身体の回復を待ちながら彼の機嫌を最低限損ねないようにしている
彼はさっきの湯船の体制と同じようにして私を座らせ足首から指の間まで丁寧に泡をつける
両足を洗い終わるとシャワーで泡を流していく、まるでペットを洗っているみたいだ
上半身を流した水が下腹部に少したまる
彼は思い出したようにシャワーを止めてソコを泡で洗おうとする
流石に両手で彼の手を止める
後ろを振り返って、
「自分で洗えます!」
思ったよりも顔が近くてドキッとする
彼は無駄に整った顔をより私に近付けて吐息をかけながら言う
「さっきもそういった」
私の力なんて彼の片腕にも叶わない、
私に構わず、彼は手を進める
カッと反射的に顔が赤くなって、またうるうると涙目になる
彼は何かを企んでいるような眼差しで私を見つめている
(嫌な予感しかしない、コワイ、こわい…)