隣の席の不思議系彼女
大事にしろ、と言われても……。
俺は首をひねった。

「お嬢様とお付き合いさせて頂くのだろう?
2年後結婚したい、とも仰っておられたし……。
敏お前、どうしてお嬢様に気に入られてるんだ?」

あ。
そ、そうだったぁーーーーー!!

「なんでどうしてこんなことにっ?!」

俺、壺山と付き合うことに……?!
え、マジで?

いやいや、冗談だろ。
自分に言い聞かせて落ち着こうと試みる。

壺山は変なやつだから。
きっと冗談を真顔で言ういたずらでもしてたんだ。

明日学校で会ったら
「本気にしちゃったの? 安城って馬鹿ね~」
とか言ってケラケラ笑うに違いない。
うん、そうだ!

よし、落ち着いてきた。
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