Perverse
酸欠でボンヤリとした意識の向こうでスルスルと服が取り払われる。



素肌に感じる冷たい空気が次第に私の頭を覚醒させた。



気付くと下着以外はすべて取り払われていて、脚を縮めて両腕で胸元を隠しながら柴垣くんを見上げると、ネクタイを外してシャツのボタンが外れている。



その姿があまりにも魅惑的で目眩がした。



柴垣くんの指先がそっと肌に触れる。



たったそれだけの事で電流が走ったかのように大きな反応をする自分の身体が心配になった。



これから起こるであろうもっと大きな快感に耐えられるのか。



既に息が乱れてきた私に、柴垣くんは満足気に笑みを見せた。



お互いに覆っている全てをかなぐり捨ててしまえば、あとはひたすらに与え与えられ求め合うだけ。



柴垣くんの逞しい身体は私の脚を割り、暖かい手は双方の丘に刺激を与える。



「ッぁあっ…んっ…」



誰にも聞かせたことがないんじゃないかと言うくらい甘い艶声が、私の喉奥からせり上がってくる。



そしてそれは柴垣くんの手の動きに合わせて次第に大きくなっていった。
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