Perverse
きっと柴垣くんは竹下さんの気持ちを知っているからこそ、事の発端は自分のせいだとでも思っているのかもしれない。
けれど私は柴垣くんは全然関係ないと思っている。
きっかけは何であれ、これはもうそんな次元での話ではなく人間の本質の問題。
私個人に対する嫉妬からの嫌がらせが、会社や顧客にどれだけの損失を与えるのか。
そんなことも考えず、女としての感情で突き進む人間の愚かな行動の問題なんだ。
「絶対に柴垣くんは関係ない。そんな顔して間違っても謝るなんてことしないでね」
「いや、でも…」
「竹下さんの代わりに柴垣くんから謝られるなんて最悪だからね?それだけは絶対にやめて」
初めての柴垣くんへの強気な発言に目を丸くしていたけれど、ようやくしかめっ面が苦笑へと変わった。
何が最悪かって、竹下さんの代わりに謝られたら、柴垣くんが竹下さんを擁護しているように感じるからだ。
そんな自分勝手な本心、言えるわけないけれど。
「三崎はもっと怒っていいんだぞ?こんな事があって、それも冷静に受け止めようとしなくていいんだ」
「私は大丈夫だよ。結果的には協力を得られて事なきを得たわけだし」
なによりも取り乱してヒステリックになった自分を見られたくないから。
けれど私は柴垣くんは全然関係ないと思っている。
きっかけは何であれ、これはもうそんな次元での話ではなく人間の本質の問題。
私個人に対する嫉妬からの嫌がらせが、会社や顧客にどれだけの損失を与えるのか。
そんなことも考えず、女としての感情で突き進む人間の愚かな行動の問題なんだ。
「絶対に柴垣くんは関係ない。そんな顔して間違っても謝るなんてことしないでね」
「いや、でも…」
「竹下さんの代わりに柴垣くんから謝られるなんて最悪だからね?それだけは絶対にやめて」
初めての柴垣くんへの強気な発言に目を丸くしていたけれど、ようやくしかめっ面が苦笑へと変わった。
何が最悪かって、竹下さんの代わりに謝られたら、柴垣くんが竹下さんを擁護しているように感じるからだ。
そんな自分勝手な本心、言えるわけないけれど。
「三崎はもっと怒っていいんだぞ?こんな事があって、それも冷静に受け止めようとしなくていいんだ」
「私は大丈夫だよ。結果的には協力を得られて事なきを得たわけだし」
なによりも取り乱してヒステリックになった自分を見られたくないから。