Perverse
「確かに入荷予定は竹下の担当よ」
「そう…やっぱり」
企画には一人親しい社員がいる。
前回のことでは確認しなかったけれど、週明けの今日、新たに貰った予定表に不備を見つけたのだ。
さり気なく入荷管理の担当を聞いてみると、やはり竹下さんの名前が挙がったというわけだ。
「入社して2年も経つのに、それしか任せられるものがないからね。そろそろアシスタント卒業してほしいんだけど、仕事できないのよ」
ウンザリしたように溜め息をつく彼女を見ていると、竹下さんの同期であり仕事も人間関係も良好な沙耶ちゃんが本当にいい子だとしみじみ思った。
「竹下、なにかやらかしたの!?」
ハッと愚痴を止めて焦り出した彼女に私は手を振って否定した。
「そんなことないの。ただ前までは竹下さんが予定表を直接渡しに来ることなんてなかったのに、最近わざわざ手渡ししに来てるから聞いてみただけよ」
本当はパターン帳は来ないし入荷予定商品の記載は消されているし、今日だって津田さんの入荷予定日と私の入荷予定日が1日ズレている品番が2つあった。
「よかった。何かあったら大事になる前にいつでも言ってね」
「ありがとう。そうさせてもらうね」
『お疲れ様』と挨拶して、偶然を装って待っていた企画に近い自販機から離れる。
本当は予定日が1日ズレている事は私にとって大きな事ではない。
ちゃんと確認すればわかる事だし、顧客には空輸や船便は予定日がずれ込む事もあると話しているから。
けれどもう。
いい加減にしてもらおう。
「そう…やっぱり」
企画には一人親しい社員がいる。
前回のことでは確認しなかったけれど、週明けの今日、新たに貰った予定表に不備を見つけたのだ。
さり気なく入荷管理の担当を聞いてみると、やはり竹下さんの名前が挙がったというわけだ。
「入社して2年も経つのに、それしか任せられるものがないからね。そろそろアシスタント卒業してほしいんだけど、仕事できないのよ」
ウンザリしたように溜め息をつく彼女を見ていると、竹下さんの同期であり仕事も人間関係も良好な沙耶ちゃんが本当にいい子だとしみじみ思った。
「竹下、なにかやらかしたの!?」
ハッと愚痴を止めて焦り出した彼女に私は手を振って否定した。
「そんなことないの。ただ前までは竹下さんが予定表を直接渡しに来ることなんてなかったのに、最近わざわざ手渡ししに来てるから聞いてみただけよ」
本当はパターン帳は来ないし入荷予定商品の記載は消されているし、今日だって津田さんの入荷予定日と私の入荷予定日が1日ズレている品番が2つあった。
「よかった。何かあったら大事になる前にいつでも言ってね」
「ありがとう。そうさせてもらうね」
『お疲れ様』と挨拶して、偶然を装って待っていた企画に近い自販機から離れる。
本当は予定日が1日ズレている事は私にとって大きな事ではない。
ちゃんと確認すればわかる事だし、顧客には空輸や船便は予定日がずれ込む事もあると話しているから。
けれどもう。
いい加減にしてもらおう。