Perverse
確かに昨夜は何がなんだかわからなくなってしまうほどだった。



想いが通じ合った後だったし、もうハッキリ思い出す事もできないほど夢中になってしまった。



激しすぎると腰が抜けると聞いた事があるけれど、まさか本当に体験してしまうとは。



私は這いつくばるかのようにのろのろと動き出すと、脱ぎ散らかしてしまっていた下着と服を?き集め、なんとか身に着けた。



腰を撫で、ストレッチでもするかのようにゆっくりと動かしていくと、なんとか立ち上がって歩くまでに回復した。



のろのろと寝室を出ていくと、リビングでは柴垣くんがコーヒーを淹れてテーブルに置いてくれているところだった。



「遅かったな。大丈夫か?」



気にかけてくれるけれど、まさか昨夜が激しすぎて腰抜けてました、なんて言えるわけない。



「ごめんね、大丈夫」



ぎこちなく笑いながらテーブルに向かう私の姿を見て、柴垣くんも何かを感じたのだろう。



二人で気恥ずかしく笑い合った。



「新しい歯ブラシ出しといた。使ったらそのまま立てとけよ。お前専用にするから」



「わかった……」



当たり前のように『専用』と言われたことがとても嬉しくて、私の頬は緩んでしまった。
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