Perverse
身体が繋がらなくても心はいつも繋がってるような気がするけれど。



それでもやっぱりこうやって求められるのは嬉しいこと。



心と身体を揺す振られて、私は何度も夢の中へと誘われた。



いつも私を抱きしめるように眠る彼の温もりが、私に幸せと元気をくれるから。



この人と……ずっと一緒にいたい……。



そう切に願った。



「なあ……結菜」



まだ鼓動が整わなくて、少し気怠くよしくんを見上げると、彼は真剣な眼差しで私を見つめていた。



「なあに?」



その顔つきは少し厳しくて、まるで『柴垣くん』のようだ。



「俺……最近ずっと考えてたことがあるんだ」



「考えてたことって?」



聞き返すと柴垣くんは私の身体から手を離し、体を起こして座った。



私も布団で胸元を隠しながら横に座ると、柴垣くんは私と向き合う。



最近ではこんなに真剣な表情の柴垣くんは、職場でしか見たことがない。



それくらい彼にとっては大切な話なのだろうか。



今までならば、こんな風に話を切り出されれば嫌な予感しかしていなかったのに。



柴垣くんが私に愛されている自信をくれるから、もう不安になることなんて微塵もない。



ドキドキするけれど、安心してその先を待っていられる。
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