Perverse
「結菜と柴垣くんが付き合ってて、柴垣くんが結菜のマンションに通いつめてるって話。聞いたことない?」
そんな噂、聞いたことなんてあるもんか。
当事者を置いてきぼりにして、どうしてそんな噂が立ってしまっているの?
柴垣くんは1度もうちに上がったことなんてないのに。
「…あ」
心当たりはあるものの、そうであるならばどう解釈したらいいのだろう。
「あのね、その話、誤解なんだけど一部は事実なの」
楓はグルリと周りを見渡す。
同じ課の人達は1人も戻っておらず、同フロアにも数人いる程度で私たちの会話が届く距離ではない。
それを確認すると楓は声を抑えて、
「どういうこと?」
と眉を潜めた。
「柴垣くんと一緒に帰ってるのは本当なの」
「ええっ!?」
思わず大声が出そうになったのか、目を丸くし口を大きくあけて停止すると、グッと堪えて小声で驚いた。
「一度帰りが一緒になった時にね、マンションが隣同士だって知ったの。だから時間が合うと家まで一緒になっちゃう」
そう説明すると『そうだったのね』と楓は納得したようだったが。
そんな噂、聞いたことなんてあるもんか。
当事者を置いてきぼりにして、どうしてそんな噂が立ってしまっているの?
柴垣くんは1度もうちに上がったことなんてないのに。
「…あ」
心当たりはあるものの、そうであるならばどう解釈したらいいのだろう。
「あのね、その話、誤解なんだけど一部は事実なの」
楓はグルリと周りを見渡す。
同じ課の人達は1人も戻っておらず、同フロアにも数人いる程度で私たちの会話が届く距離ではない。
それを確認すると楓は声を抑えて、
「どういうこと?」
と眉を潜めた。
「柴垣くんと一緒に帰ってるのは本当なの」
「ええっ!?」
思わず大声が出そうになったのか、目を丸くし口を大きくあけて停止すると、グッと堪えて小声で驚いた。
「一度帰りが一緒になった時にね、マンションが隣同士だって知ったの。だから時間が合うと家まで一緒になっちゃう」
そう説明すると『そうだったのね』と楓は納得したようだったが。