御曹司と契約結婚~俺様プレジデントの溺愛に逆らえません~
ニッと笑った小田桐に、鷹凪は渋い顔をする。肩に回った小田桐の手を乱暴に振り払い、曲がったネクタイを直した。
「奏、紹介する。小田桐誠司――政治に関しては、兄弟子のようなものだ。性格と女癖は最悪だが、敵じゃない」
「そうそう、犬猿の仲なんて言われてるけど、仲良しなんだよ」
ひらひらと手を振る小田桐に、沈痛な面持ちの鷹凪。
「でも……国会で戦って……」
「仕事だからねー。それに、けっこう鷹凪のこと助けてあげてるんだよ、俺」
同意を求める小田桐の視線に、鷹凪ははぁ、と深くため息をつく。
「誠司は……一応俺に加勢してくれているんだ。国会のあの答弁は……あえて目立つやり方で周りの注意を引きつけ、本当に突っ込まれてはまずいところから目を逸らしてくれている。周囲にはバレないように」
「ほら、一応俺たち、メディアに担ぎ上げられてはいるけれど、年齢から言えば下っ端だしさ。権力を持った古株相手には無力なわけよ。だから今はお互い、各々の場所で積み上げていくしかないけどさ」
「いずれは手を取って政治を進めていけたらと思っている。目指す先は同じだ」
どうやら仲が良いというのは本当らしく、鷹凪が小田桐をあしらいつつも敬意を払っている様が見て取れた。
「奏、紹介する。小田桐誠司――政治に関しては、兄弟子のようなものだ。性格と女癖は最悪だが、敵じゃない」
「そうそう、犬猿の仲なんて言われてるけど、仲良しなんだよ」
ひらひらと手を振る小田桐に、沈痛な面持ちの鷹凪。
「でも……国会で戦って……」
「仕事だからねー。それに、けっこう鷹凪のこと助けてあげてるんだよ、俺」
同意を求める小田桐の視線に、鷹凪ははぁ、と深くため息をつく。
「誠司は……一応俺に加勢してくれているんだ。国会のあの答弁は……あえて目立つやり方で周りの注意を引きつけ、本当に突っ込まれてはまずいところから目を逸らしてくれている。周囲にはバレないように」
「ほら、一応俺たち、メディアに担ぎ上げられてはいるけれど、年齢から言えば下っ端だしさ。権力を持った古株相手には無力なわけよ。だから今はお互い、各々の場所で積み上げていくしかないけどさ」
「いずれは手を取って政治を進めていけたらと思っている。目指す先は同じだ」
どうやら仲が良いというのは本当らしく、鷹凪が小田桐をあしらいつつも敬意を払っている様が見て取れた。