恋よ、来い。 ~傷心デレラの忘れもの~
「湖都のことだ、恥ずかしかったんだろ?俺に酔いつぶれた姿を見せてしまって」
「えっ!?そ、それは・・」
「で、酔いと目が醒めた後、俺にどう“対応”したらいいのか分かんなくてさ」
「ちょ、っと!だから私、酔ってたって知らな・・・」

・・・そうだった。私、あの合コンのときに間違ってお酒(アルコール)飲んじゃって。
それで酔ってたから、その後、岸川さんと過ごした夜の記憶が全くないんだ・・・。

「・・・あのぅ」と言いながら、思いきって岸川さんの方を見た。
「ん?なに」と私に答えた岸川さんは、右ひじで頬杖をついて、私の方を見ていた。

・・なんか、表情に余裕があるな、岸川さん・・・。

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