恋よ、来い。 ~傷心デレラの忘れもの~
そんな仕打ちを妻の身内から受けても、それでも壮介さんは自分の「信念」を曲げずに浮気を繰り返して・・・ついに新しい愛人を妊娠させてしまった。
いや、もしかしたらお互い同意の上でのことだったのかもしれない―――。

「・・・自業自得でしょ」と呟いた私に、壮介さんは今度、フンと鼻で笑って応えた。
どこまでも私をバカにして!

「さあ、家に帰ろう。家出ごっこはもう十分だろ?」
「な・・・・・・」

・・・やっぱり、この人は私が本気で別れる覚悟で家を出たと思ってない!
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