溺愛ラブ・マリッジ~冷徹上司が豹変しました~
くいっ、また蔵人さんが眼鏡をあげる。

「はい?」

「次の店に行くからさっさとしろ」

「はい……」

……あれはもしかして、似合ってるということなのかな。
そうだと嬉しいな。


数軒のお店で蔵人さんに着せ替え人形にされ、あっという間に荷物はいっぱいになってしまった。

「一度、車に荷物を置いてくる。
和奏はその辺でコーヒーでも飲んでろ」

「一緒に行きますよ」

「いい。
待ってろ」

蔵人さんは私を置いてさっさと行ってしまった。

……結局ぜーんぶ、蔵人さんが買ってくれるんだもんなー。
よかったのかな。
< 127 / 248 >

この作品をシェア

pagetop