溺愛ラブ・マリッジ~冷徹上司が豹変しました~
どんな顔で取り出してそれを持って社内を移動し、どこでどんな顔で食べているのか非常に観察したいが、バレたときを考えると身震いするほど怖いので、やめておく。
休み時間から戻ると、すでに蔵人さんは仕事をしている。
ちらっとだけ見ると視線に気づいたのか顔をあげた。
けれど鉄壁の無表情で感情なんて微塵もわからない。
お弁当に対する感想を求めようと思うのが、そもそも無駄なのだ。
――けれどその夜。
「ただいま」
「おかえりなさい」
帰ってきた蔵人さんの唇がいつも通り私の額にふれる。
やってることは甘いのに、顔はやっぱり表情筋の死んだ無表情だ。
「これ、冷蔵庫入れといてくれ」
「え?
はい」
受け取ったのはケーキの箱のようですが、これは一体……?
休み時間から戻ると、すでに蔵人さんは仕事をしている。
ちらっとだけ見ると視線に気づいたのか顔をあげた。
けれど鉄壁の無表情で感情なんて微塵もわからない。
お弁当に対する感想を求めようと思うのが、そもそも無駄なのだ。
――けれどその夜。
「ただいま」
「おかえりなさい」
帰ってきた蔵人さんの唇がいつも通り私の額にふれる。
やってることは甘いのに、顔はやっぱり表情筋の死んだ無表情だ。
「これ、冷蔵庫入れといてくれ」
「え?
はい」
受け取ったのはケーキの箱のようですが、これは一体……?