溺愛ラブ・マリッジ~冷徹上司が豹変しました~
そこに、洋がいたのだ。
でも、私の記憶にはほとんどない。
だって合コン自体興味なかったし、私は引き立て役だってわかってた。
なので曖昧に笑って時間が過ぎるのをひたすら待っていただけだったから。
「あ、このあいだの。
えーっと名前……」
街で洋に再会したのは偶然だった。
洋だって私の名前を覚えてなかったし、私も洋を忘れていた。
「あのさ。
オレ、いま、行くとこないんだよね。
悪いんだけど、置いてくんない?」
いいともなんとも言ってないのに、洋は私についてきて勝手に家に居座った。
出ていけと言えばよかったのだ、あのとき。
でも私は萎縮して、言えなかった。
合コンのときは会社員と言っていた洋だが、実際は売れないミュージシャンを名乗っているニートだった。
でも、私の記憶にはほとんどない。
だって合コン自体興味なかったし、私は引き立て役だってわかってた。
なので曖昧に笑って時間が過ぎるのをひたすら待っていただけだったから。
「あ、このあいだの。
えーっと名前……」
街で洋に再会したのは偶然だった。
洋だって私の名前を覚えてなかったし、私も洋を忘れていた。
「あのさ。
オレ、いま、行くとこないんだよね。
悪いんだけど、置いてくんない?」
いいともなんとも言ってないのに、洋は私についてきて勝手に家に居座った。
出ていけと言えばよかったのだ、あのとき。
でも私は萎縮して、言えなかった。
合コンのときは会社員と言っていた洋だが、実際は売れないミュージシャンを名乗っているニートだった。