溺愛ラブ・マリッジ~冷徹上司が豹変しました~
ちゅっと頬にふれた唇に蔵人さんを見上げる。
相変わらずの無表情だったが、耳は赤くなっていた。
「蔵人さん……?
怒ってないんですか?」
「怒っている?
俺は悲しんでいる。
和奏には困っていることは相談して欲しいと言ったし、なんだって話して欲しいとも言った。
なのに和奏はなにも話してくれないからな」
蔵人さんはまっすぐに私を見つめてる。
レンズの奥の瞳は泣き出しそうで、ひとりで解決しようとしていた自分を後悔した。
それに前に悲しいと言われたとき、蔵人さんを悲しませない人間になりたいと願ったのだ。
なのに私はなにひとつ変わっていない。
「……ごめんなさい」
「これからは寝ている俺じゃなく起きている俺に話せ?」
……ほんとは起きてたんだ。
独り言のように話していたのを聞かれていたのだと思うと、恥ずかしい。
相変わらずの無表情だったが、耳は赤くなっていた。
「蔵人さん……?
怒ってないんですか?」
「怒っている?
俺は悲しんでいる。
和奏には困っていることは相談して欲しいと言ったし、なんだって話して欲しいとも言った。
なのに和奏はなにも話してくれないからな」
蔵人さんはまっすぐに私を見つめてる。
レンズの奥の瞳は泣き出しそうで、ひとりで解決しようとしていた自分を後悔した。
それに前に悲しいと言われたとき、蔵人さんを悲しませない人間になりたいと願ったのだ。
なのに私はなにひとつ変わっていない。
「……ごめんなさい」
「これからは寝ている俺じゃなく起きている俺に話せ?」
……ほんとは起きてたんだ。
独り言のように話していたのを聞かれていたのだと思うと、恥ずかしい。