溺愛ラブ・マリッジ~冷徹上司が豹変しました~
「ああ、部下の久保。
……久保」
暗い気分になっていたところに声をかけられて、あたふたと顔をあげる。
「クラブ・オディールのオーナーで高校時代からの付き合いの三木谷。
店の酒、融通してもらったんだ」
さっきからちらちらときらびやかな女性が見えるので、たぶん高級クラブという奴だろう。
「ありがとうございます」
君嶋課長に友人がいたなんて、少し意外な気がした。
しかもこんな、親しそうな人。
「大変だったんだぞ?
いきなり、大至急でワインをかき集めろとか命令されてさ。
支店どころか知り合いの店にまで声かけて集めたよ」
「ご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした」
私があたまを下げると、三木谷さんのあたまがわずかに横に傾いた。
……久保」
暗い気分になっていたところに声をかけられて、あたふたと顔をあげる。
「クラブ・オディールのオーナーで高校時代からの付き合いの三木谷。
店の酒、融通してもらったんだ」
さっきからちらちらときらびやかな女性が見えるので、たぶん高級クラブという奴だろう。
「ありがとうございます」
君嶋課長に友人がいたなんて、少し意外な気がした。
しかもこんな、親しそうな人。
「大変だったんだぞ?
いきなり、大至急でワインをかき集めろとか命令されてさ。
支店どころか知り合いの店にまで声かけて集めたよ」
「ご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした」
私があたまを下げると、三木谷さんのあたまがわずかに横に傾いた。