溺愛ラブ・マリッジ~冷徹上司が豹変しました~
「きっと俺のことだからプロポーズもおざなりだったんだろうって責められた。
……小雪から」
小雪から責められたから実行するってあたりはちょっと……いやかなりムッとするが、それでもグッジョブ小雪、だ。
「遅くなったうえに順番も前後してしまったが、これも」
目の前でぱかりと開けられた小箱の中にはダイヤのついた指環が入っていた。
「この指環を買うとき、和奏が遠慮していたのは知っている」
私の左手を取って薬指の指環をするりと撫でると、蔵人さんは箱の中から出した指環をその上にはめた。
「これだとそんなに派手じゃないし、重ねづけして普段でも使えるからいいだろ」
目の高さにまで指環を持ってくると、ダイヤがキラキラと輝いて見えた。
――ううん。
ダイヤが輝いてるだけじゃない、私の目には涙が滲んでいた。
……小雪から」
小雪から責められたから実行するってあたりはちょっと……いやかなりムッとするが、それでもグッジョブ小雪、だ。
「遅くなったうえに順番も前後してしまったが、これも」
目の前でぱかりと開けられた小箱の中にはダイヤのついた指環が入っていた。
「この指環を買うとき、和奏が遠慮していたのは知っている」
私の左手を取って薬指の指環をするりと撫でると、蔵人さんは箱の中から出した指環をその上にはめた。
「これだとそんなに派手じゃないし、重ねづけして普段でも使えるからいいだろ」
目の高さにまで指環を持ってくると、ダイヤがキラキラと輝いて見えた。
――ううん。
ダイヤが輝いてるだけじゃない、私の目には涙が滲んでいた。