溺愛ラブ・マリッジ~冷徹上司が豹変しました~
が、なんだか大荷物なのが非常に気になった。
「これ。
……いや、ちょっと待て」
足早に部屋の中へと入っていく蔵人さんを追いかける。
蔵人さんはダイニングテーブルの上に持っていたケーキの箱を置くと、はーっと深呼吸するかのように俯いて息を吐き出した。
顔をあげると、私の前に跪く。
「なん、ですか……?」
戸惑っている私なんか無視して蔵人さんはその手に抱えていた、真っ赤な薔薇の大きな花束をずいっと差し出した。
「和奏、俺と結婚して欲しい。
……いや、違うな。
俺と結婚してくれてありがとう」
真摯なまなざしで蔵人さんは私を見ている。
これほどまでに真剣な蔵人さんを見たことがない。
「……どうしたんですか」
抑えきれない気持ちで震える手で花束を受け取ると、蔵人さんは私の手に口付けを落として立ち上がった。
「これ。
……いや、ちょっと待て」
足早に部屋の中へと入っていく蔵人さんを追いかける。
蔵人さんはダイニングテーブルの上に持っていたケーキの箱を置くと、はーっと深呼吸するかのように俯いて息を吐き出した。
顔をあげると、私の前に跪く。
「なん、ですか……?」
戸惑っている私なんか無視して蔵人さんはその手に抱えていた、真っ赤な薔薇の大きな花束をずいっと差し出した。
「和奏、俺と結婚して欲しい。
……いや、違うな。
俺と結婚してくれてありがとう」
真摯なまなざしで蔵人さんは私を見ている。
これほどまでに真剣な蔵人さんを見たことがない。
「……どうしたんですか」
抑えきれない気持ちで震える手で花束を受け取ると、蔵人さんは私の手に口付けを落として立ち上がった。